給付金と助成金と補助金 | 行政書士・FP金山事務所

従姉妹が夫婦でパン屋を経営しています。
高岡市伏木に本店があり、氷見市内のスーパーにも出店しているので本店へ行くことは少ないのですが、先日久しぶりに本店へ行ってみました。

「三連休の大雪、大変やったよね～。うちもお休みさせてもらったわ。店開けても雪ひどくてお客さん来られんし、店の前で車が雪にはまって何十台も助けてあげて、何しとるかわからんだわ～。」
従姉妹は、辛いことや大変なことがあっても笑って吹き飛ばしてしまうような、とても朗らかな人です。

お互いの親の話や子供達の話など他愛の無い話をした後、突然思い出したかのように「仕事せんなんがやった！ごめんね、ゆっくりしてって～。」と奥に引っ込んでいきましたが、従姉妹は会う度に私に元気を与えてくれる存在です。



話は変わりますが、コロナの影響もあり、ニュース等で「給付金」「助成金」「補助金」といった言葉を耳にする機会が多くなりました。
これらはいずれも国や自治体から交付される返済不要のお金で、受給するためには申請が必要ですが、個人や事業者に元気を与えてくれる良い制度だと思います。

それぞれの違いは、

「給付金」
　コロナ対策等、有事の際の対策として実施されることが多く、「特別定額給付金」や「持続化給付金」のように、受給要件を満たしていれば誰でも申請することができ、受けやすい。

「助成金」
　大きく分けると「雇用関係の支援」と「研究開発費」の2つに分けられる。「雇用関係の支援」の財源は雇用保険料なので、労働保険に加入していない企業は受けられない。受給要件を満たしていれば原則受給できる。

「補助金」
　新規事業や新規サービスの導入など、国の政策目標に沿った事業を行う事業者に対して交付される。給付金や助成金と違い「審査」があり、また予算や交付件数が決まっているので、必ずしも交付されるとは限らない。



コロナ対策の給付金や補助金の申請の締切りが迫っていますが、当事務所では、その他の申請のお手伝いも出来ますので、お気軽にお問い合わせください。